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【中小企業診断士:経済学・経済政策】独学オススメ教材&問題集と勉強法!

中小企業診断士1次試験対策:経済学・経済政策にオススメの教材&問題集と勉強法

かやんぬ

こんにちは、中小企業診断士 受験生のかやんぬこと、栢原陽子(@kaya_uni)です。

私は、子どもを生んでから中小企業診断士の勉強を始めました。現在4科目の科目合格ですが、最近「どの教材がわかりやすかったですか?」と聞かれることが増えたので、順番にお伝えしていきたいと思います。

まずは、7科目の中で私が最も得意だった「経済学・経済政策」私の勉強時間数や得点、オススメの教材、勉強法をまとめました。

経済学・経済政策:勉強前の私のLEVELと試験結果

まず、勉強を始める前の私のLEVELと試験結果についてご紹介しておきます。

勉強前の私の学力LEVEL&結果
  • 国立大学教育学部卒:数学は好きな方
  • 経済学に関する私のLEVEL:予備知識0
  • 勉強時間:104時間
  • 2018年の点数:72点(科目合格:全科目のうち最高得点でした)

かやんぬ

勉強を始める前は「経済学って何?マクロ経済?ミクロ経済?全然わからん…」という状態でした。

今日ご紹介するのは、そこからでも約100時間で合格することができた勉強法です。(元々頭がいいのでは?と言われることもありますが、中小企業診断士を受けようと思われている方のLEVELだと突出しているということは無いと思います。)

経済学はテキスト2冊と問題集が2冊あれば、十分この点数は狙えると思います。

勉強した時期と勉強時間:最初に手をつけました

2018年:かやんぬの経済学の勉強時間

2018年:私の経済学の勉強時間

上記が私の経済学の勉強時間のグラフです。 合計104時間ほどです。2018年の試験を受けるまでの総勉強時間が400時間だったので、1/4を経済の勉強をしたことになります。

  • 4末〜5月中旬(55時間):後述する教材2冊を使って徹底的に理解
  • 6月(16時間):TACの問題集
  • 7月(30時間):過去問
  • 直前期(3時間):よく間違える問題の見直し

4月末〜5月の間に理解を定着させたことで、後半暗記科目に集中できました。経済学は比較的、最初の方に勉強した科目ですが、理由は2つ。

1.経済は理解すべき科目である

勉強法を調べた時に下記を読んだため、先に経済学と財務会計の理解を進めることにしたからです。

  • 中小企業診断士試験は7科目あり、「理解すべき科目」と「暗記すべき科目」とに分けられる
  • 理解すべき科目は先に勉強しておいて、問題を解くことに時間をかけるのがBEST

かやんぬ

実際、経済学の理解を先に深めておいたことで、後々のスケジュールが組みやすくなり、事実、財務会計を除く他の科目は「理解」という点では経済学よりも易しく感じました。

また、私はもともと数学が好きで「理解する・考える」ことが強みだったこともあり、勉強すればしただけ確実に点につながる科目であったことも魅力でした。

2.経済は試験の中の1日目の1科目なのでここでこけると心理的にきつい

そうなんです。経済は苦手な人が多い科目でありながらも2日間ある試験のうち、1日目の1科目に受験する科目です。そのため、ここでこけると、心理的に「ダメかも…」と思いながら残りの6科目を過ごすことになってしまいますが、1科目で順調であれば気持ち的にも少し楽に挑めます。

そんな理由から私は経済に力を入れていました。

過去の平均点、合格率から見る経済学の合格の仕方

中小企業診断士試験の7科目の中でも「経済」を苦手とする人は多いと聞きます。

もし「経済学がそもそも何なのかわからない」「中小企業診断士が自分に受かるのかわからない」という方は、経済学から始めて、これが自分が理解できるかを考えてみるのも良いかもしれません。

ただ、どうしても苦手という方は、40点以下の足切りにならないように勉強するという方法もありますので、「経済学が理解できないから、試験をあきらめる」というのはもったいない気もするので、せめて足切りにならない程度にがんばりましょう!

過去10年間の平均点・合格率

経済学・経済政策の過去の平均点と合格率

経済学・経済政策の過去の平均点と合格率

※科目合格率には合格者は含まれていません

過去10年間を振り返ってみると科目合格のために必要な60点の平均点が超えた年は約7年。そう考えると、経済学がそんなに難しいわけではない気がします。

かやんぬ

ちなみに平成30年の平均点は63.1点でしたが、私は72点だったのでいかに得意科目としていたかが伝わるかと思います。

特に近年は経済学は易しくなっている傾向があるそうです。では、そんな経済学はどんな勉強をするのでしょうか?

経済学とは?ミクロ経済学とマクロ経済学の内容

経済学は大きく分けるとマクロ経済とミクロ経済の2つに分けられます。

マクロ経済学とは、国や世界規模で経済を考えること

マクロ経済では、国や世界で見た時の経済の動きを理解し、為替相場、国際収支、雇用や物価の動向を理解することを目的としています。

例えば、海外と取引のある会社の場合には、為替や海外の動向がその会社にどういう影響を与えるかなどが診断士として必要になりますよね。それを勉強する分野です。

マクロ経済学で集中すべきポイント

  • 国民経済計算、物価指数
  • IS-LM分析
  • AD-AS分析

ミクロ経済学とは、消費者や企業規模で経済を考えること

ミクロ経済学では、小さな視点で消費者や企業の行動を考えていきます。

例えば、価格を下げると買う人が増えるものもあれば、価格が下がっても買う人が増えないものもあり、では何が違うのか?などを勉強します。需要と供給が一致する理想的な市場はどういうものなのか、逆に一致していないケース(現実)なども学んでいきます。

自分が売りたい財(商品)が、どういう性質を持っているものなのかを理解することで、需要と供給のバランス考える力を身につける分野です。

ミクロ経済学で集中すべきポイント

  • 費用関数、供給関数
  • 効用関数
  • 所得効果と代替効果(スルツキー分解)
  • 市場均衡の理論(完全競争市場、不完全競争市場)

経済学・経済政策の勉強法&学習のポイント

全体を見て何の話をしているのかを理解する

経済学は「理解する科目」です。

かやんぬ

特にマクロ経済では、一度にいろいろなことを考えると大変なので、仮定の世界の設定をして話が進んでいきます。

マクロ経済では「国民所得と物価水準がどうやって決まるか?」の求め方を考えるのですが、それには3つのものが関係しています。

マクロ経済学の全体像:かやんぬのノート

マクロ経済学の全体像:かやんぬのノート

「財市場」「貨幣市場」「労働市場」、でもこの3つを全部まとめて考えると大変だから、まずは、貨幣と労働市場は一定、という条件の下で「財市場」について考えてみようよ?といった感じで、仮定の世界から順番に考えていきます。

その流れを理解していないと混乱してしまうので、「今、全体のどこの話をしているのか」を理解するのは何より大切です!私も、全体図を紙に書いて、何度もこのページに戻りながら、「今この話ね!」と考えながら学んでいきました。

理解は暗記に比べて定着しやすいので、早めにやっておけば時々問題に触れる程度で知識が0に戻ることはあまりなかったように思います。

よく出るパターンのグラフを自分で何度も書く

かやんぬの経済学のノート

私の経済学のノート

私は何度も何度も自分の手でグラフを書きました。時にはカラーペンや色鉛筆を使って、そのグラフが何の説明をしているのか、というのを色で覚えたりもしました。

テキストを見ながら問題集を解いて解けるか確認

経済学と財務会計に関しては、理解が大事と書いていますが、「暗記しなければ理解できないこと」もあります。ただ「暗記してから問題を解こう」と思っているといつまで経っても解けるようにはなりません。

そのため、最初に問題集と向き合う時には、「教材を見ながら問題が解けるか」というLEVELで良いので問題を解いていきます。なぜなら「暗記していれば解ける箇所」というのは、暗記すれば解けるので理解は不要だからです。

  • 暗記ができていないから解けない→時間をかけて暗記すれば解けるようになる
  • 理解が必要な問題→いくら暗記しても理解がないと解けない

この違いを理解し、自分がどちらでつまずくのかを知り、「理解すること」を優先することが経済学のポイントです。

足切りされないために!1問4点の25問での対策を考える

経済学の試験は、1問4点の25問出題と決まっています。つまり、足切りラインの40点を確実に確保するとなると10問正解できればOKです。過去問を解いていくとわかりますが、主要な問題はだいたい決まっています。

2018年の試験では、過去問から大きく外れた問題は出なかったように思います。

その理由は、経済学が学問としてある程度完成されているので(もちろんまだ研究されている新しい分野もありますが、出たとしてもほんの数問なのでそれは解けなくてOKです)、予想をはるかに超えるような問題は出しにくいのでは?と思います。

その点でも、基礎をしっかりと理解し、みんなが解ける問題をきっちりと解けるようにしておくことで、合格点は可能です。

オススメの教材は2冊のみ

私が使った教材2冊はこちら。

下記にオススメポイントを3つ紹介します。

1.オススメポイントは無料で視聴できる動画

著者が解説してくれる動画があります。

YouTubeなので、本を買う前に見てもいいと思いますが、本が無いとさすがに意味がわかりません。倍速で見ることもできるので、私は2倍速で見ながらわからないところは止めて、何度も戻ってとしながら見ていました。

2.経済学全般に対応:中小企業診断士試験の頻出ポイントも掲載

この本は、中小企業診断士試験のための本ではなく、経済学全般を学ぶ本であり、他の試験にも対応しています。

それでも、各章の中で「中小企業診断士受験生は必須」など頻出度が掲載されているので、自分に関係が深いところだけとって学ぶこともできるのも良かったです。

3.この先生から学んでわからなければ、もう無理かもしれない…

何より良かったのは、先生が本当に楽しそうに授業をしてくださるところ。「経済学って楽しい!」と思えたのは本当に石川先生のおかげです。

この先生の教材と動画から学んでもこの面白さが伝わらなければもう経済学は諦めるしかないかもしれません…と言っても過言ではないほどの教材でした。

問題集は過去物1冊で十分!

私はTACのスピ問もやりましたが、実際過去問の方が幅が広く、難易度が高かったので、TACで割と問題が解けるようになっていたはずなのに過去問があまり解けず、直前で焦った記憶があります。最初から過去問に手を出していたらもっと楽だったと思います。

もし、「いきなり過去問に挑戦しても全く解けなかった…」という場合には、TACのスピ問で基礎固めをすることをオススメします!

かやんぬ

みなさまの検討を祈ります!!